コンテンツにスキップ
まだあたたかい

風と日差しが気持ち良くて、イヤホンをしまった

スマホなしでもドーパミンはちゃんと出ているのだ。そんな事を考えたりして。

日記 1 分で読めます
薔薇と晴れ空
薔薇と晴れ空

桜が咲いてから薔薇が終わるまでの間が「春」だと思う。 すかっと晴れた青空と薔薇の開花宣言を目にして、春の終わりを感じた。 天気があまりにも良いからGR3xを鞄にいれた。出勤する間に1枚でも何か撮りたい。

カメラを持っていると被写体を探して歩くようになる。 木々は淡い若葉とツヤツヤの緑が入り混じってきらきらして、花壇は桜の頃より一層賑やかでカラフルになっている。 風が吹いていてそれが揺れる。日差しは少し暑さを感じるようになったけど涼しくて気分よく歩いた。

ふと暇を感じて鞄に手を伸ばして、スマホとワイヤレスイヤホンのケースを掴んで……やめた。
こんなにも外が気持ちよくて美しいのだから十分だ。

視線は色んな所を向く。新緑の裏側に光が透けるのも、小さなさくらんぼがなっているのも、あちこちで咲いている花の名前を思い出そうとするも楽しい。それにすれ違う通行人の花を見る姿、会話、服装。見るものも聴く者も沢山あって頭のなかは全然暇にならない。

スマホなしでもドーパミンはちゃんと出ているのだ。そんな事を考えたりして。 結局通勤電車に乗ったとたんスマホを取り出してイヤホンを耳に詰めた。 でも電車から降りると吹く風が涼しくて、またすべてを鞄にしまった。